食器というのは意外と溜まりやすいものです。子どもさんの多い家庭なのでどうしても壊れることが多いと言う場合以外意外と壊れずに数が溜まっていくものです。特に結婚式の引出物や、何かの際のいただき物など、贈答品もつい溜め込んでしまう家庭、多いですよね。
なんとなくもったいないとか、頂いたものを失礼なのでと放置しておくと、これまたとんでもないことになりかねません。どこかで心にケジメを付けて、処分するのがいいでしょう。
使わない食器の処分方法
使わなくなった食器の処分については、いくつかの方法があります。もしブランド物の食器で、しかもあまり使用されていないものなら、うまく行けば業者が高く買い取ってくれることもありますし、買取アプリ、ネットオークション等でも売ることが可能です。
またそこまではという場合、寄付という手もあります。かなり多くの団体が、寄付された食器を販売したりして、その売上を義援金などにしています。また他にも、その食器自体を必要としている国に送ったりしている団体もあります。そして最後に、もうこれは廃棄しか無い、捨てるという選択肢もあるのです。
行政による地域のゴミ収集による捨て方
廃棄する場合は住んでいる地域によっても違いが出てきます。自分の地域の処分方法が分からない場合は各役所にお問い合わせくださいね。
陶器やガラスの場合
陶器やガラス製品の場合は、これは大体が燃えないゴミで処分ができます。ただサイズによっては、粗大ゴミに入ることもありますので、そこは問い合わせが必要です。粗大ごみに引っかからないサイズのものなら、新聞紙などにくるんで燃えないゴミの日に出せば大丈夫です。
粗大ごみサイズのものも割ってしまえばサイズを小さく出来ますから、燃えないごみに出すことも可能です。こちらは本格的にしっかりとくるんでください。壊れ物なので、収集する業者の人に怪我をさせないためにも、特に壊して出す時はしっかりとくるんで出すことが望ましいですね。
壊れ物危険、などと大きく書いておくことをおすすめします。壊れていない壊していない食器の場合でも表に、陶器の食器、などと一言書いておくともっと安心です。
木製の食器の場合
こちらは木なので、燃えるゴミになります。ただこちらもサイズによって粗大ごみになりますので、問い合わせてください。またこちらも、分解してサイズを小さくして燃えるゴミに出すことも可能です。
陶器と違ってちょっと手間が大きくなりますが、粗大ごみ収集の料金節約したい場合は、頑張ってください。燃えるゴミ収集用の袋に入るサイズなら、大体のところ問題ありませんが、一応気をつけて出すことをおすすめします。
金属製の食器の場合
あまり一般家庭では多く使われていない金属製の食器です。オードブル皿や果物皿に使われるものがほとんどです。これは燃えないゴミになりますが、オードブル皿などだとサイズが大きいので、粗大ごみになってしまうことがあります。
この粗大ごみのサイズについては、地域の行政によって差がありますので、出す前に確認してください。うまく行けば、普通の燃えないごみで出すことも可能です。
面倒のないのは専門業者への依頼
不用品の回収業者に廃棄を頼むことも可能です。これだといくら大きな食器でも、量が多くても対応してくれるので便利です。しかし問題は、こちらは行政のごみ収集と違って、料金が大きくかかるということです。
他の不用品とともに出すのなら、それなりに面倒もありませんし料金についても納得できるものになります。しかし少量での回収は、あまりコスパが良いとは言えません。近くに店があって持ち込むのならともかく、少量の処分にはあまり向いているとは言えません。大量に捨てる食器がある場合は、まず見積もりをとってから頼むといいでしょう。
使わなくなった食器があまりに多い場合
使っていない食器を戸棚から出してみたら、思ったよりも多量で驚いてしまったという人は多いです。でもまあ、これも1つのきっかけだから、サクッと処分してしまおうといっぺんに出してしまう人もいるようです。
回収業者なら問題がない、どころか面倒のない大量の処分方法ですが、普通にゴミとして出す場合にはちょっと問題が起きるかもしれません。つまり、あまりに大量なので業者が捨てているのではと思われてしまうのですね。そうなると回収してもらえないということがあります。
かなりの量の食器を、普通の行政での処分にする時には、いっぺんに出さずに何回かの収集日に分けて出すことをおすすめします。
また行政でのごみ収集を使用して出す場合、係員が怪我をしないための注意が必要で壊れ物にはきちんと壊れ物の表示をしたり新聞紙など紙で包むなどしてください。